その近代的、都市的なデザインの建物と隣接しているのが、ロイヤルセランゴールビジターセンターです。この施設は、ピューターを体験する第一歩となる場所です。ピューターは、芸術作品としてふさわしい美しさと、クアラルンプールの植民地時代の歴史的背景、さらに今日まで受け継がれてきた職人たちの情熱とイマジネーションが合わさったものです。ロイヤルセランゴールインターナショナルの常務取締役、ヨン・ユーン・リさんは次のように話します。「このビジターセンターは2004年にマレーシアのピュータークラフトの歴史と、それがどのようにローカルと世界とのかかわりのなかでマレーシアの歴史となったのかを知ってもらおうと開設...