日系企業のソリューション-JBAAビジネス研修のメリットとは？
2019/04/23
ローカルスタッフとのコミュニケーション、マネジメントでお困りの日系企業必見
「スタッフが時間を守らない」
「重大な問題が起こったのに報告がなかった」
「少し叱ったら辞めてしまった」
海外展開している日系企業の多くが、こういった悩みを抱えているのではないでしょうか。
そんな日系企業のソリューションとして期待されているのが、JBAA（日本ビジネス能力認定協会）のビジネス研修です。
経営側にいる日本人が現地の考え方を理解するのは言うまでもなく必要ですが、同時に必要なのが、ローカルスタッフに「日本人の考え方」を理解してもらうこと。
日本人とローカルスタッフの相互理解を深めることで、社内外のコミュニケーションを円滑にすることが期待できます。
この「日本人の考え方」を理解してもらうために開発されたのが、JBAAのビジネス研修です。
JBAAビジネス研修のポイント
◆ 日本語能力ではなく日本のビジネス慣習に関する理解度を深めます◆ 日本ビジネス能力認定協会（JBAA）のメソッドに基づいた、無理なく「日本人の考え方」を学べるカリキュラム
◆ 講師はJBAA認定講師の資格・キャリアを有する日本人
◆ マレーシアで2日間の企業研修を実施
◆ HRDF申請可能
JBAAビジネス研修の内容と期待できる効果
JBAAビジネス研修とは、外国人が日本の文化や商習慣や倫理観、そしてビジネスマナーを理解して身に着けられるように設計された、これまでにないビジネス研修プログラムです。
レベルは、エントリーレベル（4級）から管理職に相当する1級まで4つの級に分かれており、海外の日系企業で働く方の場合、4級と3級で十分な内容になっています。
日本に行ったことがなくても、日本社会や日本人、日系企業の特徴、日本の雇用制度、身だしなみ、コンプライアンスなど多岐にわたる内容が無理なく学べます。
◆研修スケジュール例（4級の場合）
1日目
第１章 日本人と日本の社会を理解する （約束を守る、他人に迷惑をかけないなど）
第２章 日本で暮らす（トイレ、食事のマナー、公共マナーなど）
2日目
第３章 日本で働く（挨拶、ホウレンソウ、整理整頓など、服装、名刺交換など）
9:30～17:00（1日6時間、2日間で12時間）
検定試験は、研修修了後に別途実施（試験時間は60分）。合否結果は試験後約2週間で通知されます。
◆JBAAビジネス研修の費用
※4級の場合。教材、検定試験代含む
・企業内研修（受講生5人以上）
RM11,000（5人）
※6人以降はRM1,700/人
・個別研修
RM2,500/人
※5人以上受講生が集まった場合に実施
※開催場所は主催企業、またはパートナー企業内
◆想定している受講生
日本国外では、主には日系企業で働く外国人スタッフを想定しています、例えば日本語学校や大学の日本語学部で学ぶ外国人や、日系企業での就職を目指す外国人の若者なども対象としています。
JBAAの研修には、「日本ビジネス能力認定試験」も含まれており、研修後1週間を目安に試験を受ていただきます。JBAAの合格証があれば日本のビジネスマナーを理解していることの証明になるため、就職活動を有利に運べるでしょう。
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◆マレーシアにおける実績
マレーシアでは、2019年1月からJBAAビジネス研修を提供し始めており、マレーシアに拠点をもつ日系製造大手などで実施した実績があります。
詳細は「JBAAビジネス研修プログラム-マレーシアで初めて実施」をご参照ください。
日本ビジネス能力認定協会（JBAA）とは？
JBAAの検定試験の運営元は、東京の赤坂に拠点を置く社団法人日本ビジネス能力認定協会です。
少子高齢化によって外国人労働者へのニーズが高まる日本において、その外国人労働者に日本の文化や商習慣を理解してもらうために発足し、ここ数年で急速に認知度が高まっています
マレーシア、シンガポール、タイでは、マレーシアと日本に拠点を置く、eeevo malaysia sdn. bhd. が代理店を務めています。
現在、ITなど情報産業など日本国内約200社がJBAAの取り組みに賛同しています。
また、マレーシアだけでなく、インド、ネパール、バングラディシュ、ミヤンマー、ベトナム、フィリピンにもJBAAの提携企業があり、ビジネスマナー講座と日本ビジネス能力認定試験が実施されており、カリキュラムに取り入れる教育機関も増えています。
